2009年12月4日金曜日

MJのDNAをもとに作られた香水について



ご存知でしょうか?
MJファンなら知っていますよね。

アメリカの香水会社「MY DND FRAGRANCE」より、香水Mが発売されています。

MJのDNAを元に、それに一番合う香りを調合したものです。
商売根性がすばらしい。
またMJファンがカモられているーと思いながら、なんだか気になってしょうがないのが悲しい性です。

ああ、買っちゃうのかなあ、私。


以下、報じられた記事の引用です。
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2009.12.3 14:41 サンスポのサイトより

急逝したマイケル・ジャクソンさんのDNAを使ったとする香水が発売された。
 発売したのは米国の香水メーカー「マイ DNA フレグランス」社で、英大衆紙「サン」によると、同社は世界的な著名人の毛髪コレクターの協力を得て、マイケルさんの毛髪からDNAに含まれている遺伝子情報を抽出して製造したという。同社はこれまで、エルビス・プレスリーやマリリン・モンロー、ナポレオンのDNAを使ったという香水も発売している。
 商品名は「M」で、同社のカールトン・エノク社長は「これまで最も売れたのはエルビスのものだが、マイケルのものも非常によく売れている。とても強い香水だが、アルコール分は入っていない」と説明している。
 同社のホームページでは、スーツ姿の人間をかたどった銀色の器に入に入れられ、定価89・99ドル(約7800円)から30ドルディスカウントされた59.99ドル(約5300円)で販売されている。


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2009年11月28日18時09分 /Techinsight Japanのニュースより引用

故マイケル・ジャクソンが亡くなってからもう半年近くになるが、映画『This Is It!』は世界中に新たなるマイケル・ファンを増やし、いまだに毎日何かしら新しい情報が流れてくる。そんな偉大なスターであったマイケルを偲び、香水“M”が誕生した。

マイケル・ジャクソンのDNAを用いたダイヤモンド商品を作るというLifeGem社の話には驚いたが、大量生産はありえない話。だがこちらは違う。一本60ドルほどで購入できるフレグランス(男性用・女性用あり)により、マイケルをより身近に感じてみようというものである。

この “M” は、エルヴィス・プレスリーやマリリン・モンロー、キャサリン・ヘップバーンといった有名な故人にちなんだフレグランス “My DNA/Antiquity” シリーズの一つであり、Mはもちろんマイケルのイニシャルを意味している。

My DNAと称するからには、きちんとした裏付けがあるのだろうか。実はこの製造元、依頼を受けると、その人の頬の裏側粘膜からこすり取った成分によりDNAを解析、その人に一番しっくりと来る世界にたった一つの香りを作り出す、というサービスを行っていた。

上記のような故人の場合は、遺族、あるいは有名人の毛髪収集家であるジョン・レズニコフさんの協力を得て、故人が残した毛髪によるDNA解析を行ってから、そのセレブを彷彿とさせるような香りを作りだすそうだ。

さて、陽気でオチャメな性格でありながら大変繊細であったマイケル。彼を彷彿とさせる香りとは、一体どのようなものなのだろう!? 
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)
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ほいじゃあ☆

マイケルジャクソンTHIS IS IT限定メモリアルBOXは一日で予約完売


MJのDVD,Blue-layがすごい売れ行きです!
かくいう私も、もちろん両方予約しました。

10000個限定メモリアルBox(ブックレット、Tシャツ付)については、モラルに反した儲け目当てのオークション出品が出ており、手に入れたくても手に入らないファンを困らせているとのことですが。

円満にみんなでMJのメッセージを共有できれば一番ですよね。
買占め、高値で販売という強行には、少し悲しさを感じます。

DVD買うなら、デラックスコレクターズエディションを買うべきです。
2枚組の方。
この映画を観ていたら、制作者・スタッフ側にもかなり興味が出ると思われますので。
裏方の特典映像満載です!


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12/3BARKSのニュースより引用

2010年1月27日(水)に発売予定の、映画『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』のDVD及びブルーレイの予約注文受付が、Amazon.co.jpにて11月30日にスタート、初日予約数が同サイト内全商品の初日予約注文数として過去最高となる3万枚を突破、新記録を達成した。

【関連写真】マイケル・ジャクソン、またしても新記録を樹立 ~写真編~

また、マイケル・ジャクソン唯一の公式ライヴDVD作品である『ライヴ・イン・ブカレスト』が日本国内で18.1万枚(出荷23万枚)を突破、2009年8月に3年8ヶ月ぶりに洋楽DVD歴代売上げ記録を更新した『ナンバーワンズ』のトータル・セールスを上回り、自身の記録を更新、洋楽DVD売上げ歴代1位(オリコン調べ)となった。

映画『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』は、日本興行収入が44億、2009年洋画作品日本国内興行成績TOP3入りを記録する大ヒットとなったが、同時に「完成形のマイケルのライヴも観てみたい!」との声が急増、唯一の公式ライヴ作品である『ライヴ・イン・ブカレスト』のセールスが加速する大きな要因となっている。

なお、マイケル・ジャクソン突然の訃報があった6月26日(日本時間)以降12月1日迄のパッケージ・トータル・セールス(DVD含む)は200万枚を超え、映画のインスパイア盤である最新アルバム『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』(CD)は30万枚を超える大ヒットを記録している。

マイケルジャクソンTHIS IS IT再上映決定!ありがとう。


12月19日からMJの追悼映画「THIS IS IT」の再上映が決定しました!!

祝☆いやー、めでたいなあ。嬉しいなあ。
全国でやるんでしょうか?
イギリスやアメリカでは売られているという映画の公式パンフレットも劇場で販売してくれるんでしょうか?
まだ詳細は不明ながら、とりあえずのお知らせです。

4週間の限定公開だったので、別れをかなり惜しみながら最期の上映会に行ったのに、あらもう?という感じでかなりの早さでカムバック。
なんか、こっぱずかしい感じもしますが、正直。

日本での反響は凄かったですね。
最終上映日は、各地で満席完売。見たくても見れなかった人が続出でした。

公開期間も短かったので、行きたくても行けなかった人もかなりいたのではないでしょうか。
私の知人にも数名いるぐらいなので。

これを機会に、年末年始の年越し映画として、THIS IS ITを観にってもらえればと思います!
さっそくお知らせしとかないとねー。

若干、ソニーに踊らされている感じもなくはないですが、ファンはそれでもいいのです。
楽しみにしています~。


この映画の要であり、MJのメッセージを強く含んだEarth Songを引用しておきます。




以下、再上映について報じた記事です。
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12/3の産経ニュースhttp://sankei.jp.msn.com/entertainments/music/091203/msc0912031925003-n1.htm

 ソニーは3日、6月に急逝したマイケル・ジャクソンさんの最後のコンサートのリハーサルを収録した映画「THIS IS IT」を再上映することを明らかにした。10月末から4週間限定の公開だったが、上映館などからの再上映を要望する声が多かったことから再上映を決めたという。19日から日本国内限定で再上映する。
 配給元のソニー・ピクチャーズによると、日本では米国に次いで世界2位の興行収入があった。ソニーのハワード・ストリンガー会長兼社長は同日のインタビューで「日本での評判が大きかったのはうれしい驚きだ。マイケルさんに共感を持っている人が多いのでは」と話した。
 同映画は、マイケルさんが死の直前に取り組んでいたロンドン公演のリハーサル模様を収録したドキュメンタリー映画で、音楽人生をかけてリハーサルに打ち込む姿が話題となった。
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ありがとう、ソニー。

ほいじゃあ☆

2009年12月3日木曜日

もはやダウンロードの時代ですので

音楽も映像もニュースもゲームも書籍も、もはやダウンロードの時代ですね。

11月中旬にちょっとアメリカはロサンゼルスに行ってきたのですが、それらソフトや紙媒体の衰退というものを実感して帰国しました。
ダウンタウンの中心街の新聞BOXでも売れ残った新聞が目立つし、マガジンスタンドなどはほとんど見かけませんでした。
お目当ての新聞をふと買おうと思っても、売っているところを真剣に探さなくてはいけませんでした。
路上の新聞BOXなんかも、メンテナンスが行きとどいていないのか、コインを入れたのに開かないものや、すでに扉が破損しているものも時々見られました。
新聞・マガジン系を売っている店については、郊外のスーパーに行くと別なのでしょうが、そもそも雑誌の種類自体が随分減っているとのことで、マガジンラックもそんなに充実していないのが現状のようです。

第一、アメリカ第2の都市なのに、本屋が少なくて困りました。
あっても、ダウンタウンの本屋はとても小さく、置いている書籍が少ない。
地元の人に聞くと、即答でハリウッドに行け、と言われました。

CDやDVDを買えるところはないか、と尋ねると、これもやはりハリウッドへ行け、と言われます。
大きいところで、ダウンタウンから一番近いのがハリウッドの店だというのです。

そう言えば、行きの飛行機で両隣だったアメリカ人は、どちらの人もMP3プレイヤー(iPod各種)を3つぐらい持っていました。
私の左隣にいた女性は、CDなんか買わないわ、と当たり前のような顔で言いました。
そして、iPodを持っていない私に目を丸くし、持っているものの中からシャッフルを一つ貸してくれました。
彼女たちは音楽も映像も全てダウンロードして持ち歩くのだそうです。
最近の日本の若者の多くもそうなりつつありますよね。時代の流れですね。

私はauのRISMOをMP3プレイヤー代わりに愛用していますが、携帯電話なので飛行機の中では聴くことができず、しまったなあと思っていたところでした。
彼女の快い計らいに感謝しながら、際限なく保存されている最新のAMERICAN POPSを楽しみました。

ちなみに、私の場合携帯電話が音楽プレイヤーなんだ、というのは両隣のアメリカ人にはあんまり分かってもらえず、聞き流されてしまいました。
携帯をそんな風に使うことは、彼女たちにとってあんまり一般的じゃないのかな、と感じました。
治安の違いも関係しているのでしょうか。


今年のニューズウィーク11月18日版では、「新聞は死ぬ運命にある」とあり、日本で感じるよりもシビアなアメリカの出版・プレス業界の現状について書かれていて、先の希望のなさにやや衝撃を受けました。


今後方向転換し、何らかの形でライターとしてやっていけたらと思う私にとって、本と雑誌と新聞の未来についての特集記事はどれも暗く重くシビアなものでした。


一方で、1か月前まで大阪のとあるモノカキ学校に通っていたのですが、そこで雑誌の編集長クラスの先生方から聞かされる内容では、振るわない現実ではありながらも希望的な話がちらほら。

簡単にまとめると、以下のような話でした。

  雑誌は次々に廃刊し、大手でさえも人員を削減し、コストを減らし、苦しい中を戦っている。
  netの上でタダでタイムリーな情報が手に入る時代では、雑誌という媒体は比較的情報がフレッシュではない上にコストや労力もかかる。
  新聞についても同じであるが、必ずしも記者が扱う話題について専門性が高いわけではないので、全般的なニュースを扱おうとする傾向のあまりに、どれも浅く広い情報提供に陥りがちであり、問題
は雑誌より深刻である。
  それぞれのカテゴリーに詳しい人が書くブログやtwitterを参照する方が、より詳細にその話題について知ることができるためである。

  紙媒体としての雑誌のニーズが薄れてきたのは、必然的であり、予想できることでもあった。
  しかし、プライドのある雑誌や独自のスタイルが出来上がっている雑誌では、それを支持する読者に応えるためにコストがかかってもその路線を貫いてきた。
  そしてここまでやってこれたのは、そのブランドの価値に対する求めや、雑誌への信頼があった結果である。
  時代に応じて、フリーペーパーやクーポン式に転換するなど形式を変えていくことで生き残りを図る雑誌もあるが、その雑誌が積み上げてきた実績と信頼性を維持した制作をしていかなければ、いずれはまた(すでに)飽和状態になって衰退するだろう。
  netは出版・新聞にとって脅威であるが、敵ではない。
  うまく2者を連動させていけばいいのではないか。
  PCの画面はやはり文字を読むのには適さない。
  持ち運べて、手軽であり、場所を選ばない紙媒体へのニーズは、今後もなくならないはずである。
  雑誌(編集チーム)への信頼、実績、ブランドで記事を読みたがる読者がなくなることはないだろう。
  書籍については部数を伸ばしている現状もある(日本国内の話)。
  ある特定の筆者がその人の専門性と視点でまとめた本に対してのニーズは今後もなくなることはないだろう。
  読者は、視点・立ち位置が一定した情報を求めている(net上では不特定の書き込み、繰り返しの更新があり、一定していないという観点)。
  それに応える限り、雑誌・書籍の生き残る道はある。
  不況は逆にチャンスだと思えばいい。衰退して淘汰されている中で何らかの形で抜きんでればいいのではないか。


確かに、おっしゃる通りの考え方もできます。編集長たちの意見となれば、説得力もありました。
希望的な意味もきっとたくさん含ませてのご意見だったのだとも思いますが・・・。

しかし、実際アメリカでは紙媒体は衰退の一途。
デジタルのブックリーダーがあれば、ペーパーバックも買う必要がなくなり、最新ニュースや情報はtwitterとブログで得ることができる。
新聞は「死ぬ運命」。雑誌もどんどん不要になり、経営が行き詰って廃刊している事例があとを絶たないといいます。

アメリカの状況を少し実感してきて、私の考え方は変わりました。

紙媒体のみでの生き残りを信じて今から戦うのは、間違いだと思います。
そこに希望も持ちたいですが、そもそも本屋自体が今後減っていくのではないかと思います。
本の流通自体、これ以上の発展があるようには感じられなくなりました。
netとうまく連動させる、のではなく、netを主体においてプライドのある情報を発信してくことが今後必要なのではないでしょうか。
net上にはたくさんの情報が氾濫し、リテラシーや情報の選択にも困難さが出てきている状況ですが、だからこそ信頼のおける情報発信が求められると思います。

多くの人が記事を編集でき、情報がどんどん上書きされ更新され続ける方式と(wiki的な方法)、ある時点・ある視点で書かれた記事をそのまま残して蓄積し、アーカイブ化する方式の二つが同時に必要であると思います。

後者がなぜ必要なのかというと、その時の時代背景や社会情勢を踏まえて特定の著者が記名で意見や考えをまとめたものが、歴史となり、その時代の記録となり、次の時代の道しるべになってきたと思うからです。次の変化を産むための礎として、専門性のある人が記名で記事を書き、上書きされることなくアーカイブされることはデジタル化された時代でも必要だと思います。

読者は常に即物的な、最新の記事ばかりを求めているものではないからです。

netで得る情報は無料、というのが通念として無意識にありますが、これについても時代の変化に合わせて変えていく必要があると思います。

今まで補助的であったnetの情報が、これからはますます主体になっていくことは目に見えています。
これまではお金を払って雑誌や新聞などの情報を買っていました。
だったら、netで得る情報にも料金が発生すべきではないかと思います。
netでの広告収入で製作費を賄うのはかなり厳しいという話も聞きました。
だったら、プライドをもって制作された情報を読者が得るには、コストがかかって妥当です。
少しずつですが、国外のプレス系の会社では試験的にコストを求める情報提供を開始しているそうです。

無料が当たり前、という考えをどう刷新していくか、ということが、これからのnet主体の情報社会が抱える大きな課題になるのではないかと思います。


以上、まじめなお話でした。
これからについて、憂うことは多いです。


深刻な不況ながらも、上を向いて歩きたいものですね。


ほいじゃあ☆

イングロリアス・バスターズはきついジョークだと思えば面白い


クエンティン・タランティーノ監督の最新作「イングロリアス・バスターズ」を観てきました。

まず、個人的な感想としては、スカッとして面白かった。
ですが、これを「面白かった」で終わらせるのはちょっと危険です。
ナチスやホロコーストの史実の重みを度外視した、完全なファンタジーとして楽しまないと、歴史の見方が歪みそう。
敢えてナチへの復讐という危険なテーマをポップに仕上げた、タランティーノ節炸裂のチャレンジングな映画です。

全体を通して印象的なのは、タランティーノ監督の相変わらずの深い映画愛。
この映画のヒーローは、映画自体、映画フィルムそのものなのかな、と思いました。
終盤、映画フィルムが究極奥義のごとく活躍します。

76年の「地獄のバスターズ」のリメイク作、というのがこの映画の基本ですが、その他多くの映画オマージュが随所に感じられます。
古い映画の知識が浅いので、私には出所は分かりませんが、往年の映画ファンにはそういう点でも楽しめる作品といえます。

なによりも物議を醸しているのは、R15指定にもなっている暴力描写ですが、はてさて、殺戮ぶりは確かに激しく冷徹で、子供には悪い影響を与えかねない映像も多々含まれています。
テレビ放映する時は一体どう削るんでしょうか。あ、しないか。
でもバトルロワイヤルもテレビでやったしなあ・・・。編集が密かに楽しみな感じです。

主演のブラッド・ピットのやりすぎなぐらい楽しそうな演技が、殺戮シーンの印象を軽快なものにしてしまっている感があるので(これがタランティーノ流なのでしょうが)、殺人が簡単なものに見えるのもおそろしい点です。
戦時中はどこもこういう感覚だったのかな。
命って軽いなあと思うぐらいに全編を通して簡単に人が死にます。
皮を剥いだり、撲殺したり、絞殺したり、瞬間的に射殺したり。
無表情に、時に笑顔でやってしまいます。
クライマックスでは、天空の城ラピュタのムスカの名言「人がゴミのようだ~」を思い出してしまいました。

この映画はおおまかに言うと、ユダヤ系アメリカ人を中心に結成された極秘部隊「バスターズ」が、ナチスの兵士を次々に殺して復讐をしていくというストーリー。
ドイツ人向けのプレミア上映会と称して、ドイツのプロパガンダ映画を放映することになった小さな映画館が最終的な復讐劇の舞台になります。
登場人物の個性が強く、ポップで魅力的なのも、この映画が観客を飽きさせない一つの理由だろうと思います。
あと、女優が文句なく美しいので見つめがいがある。

バスターズのボスであるレイン中尉(ブラッド・ピット)、家族をナチに殺されたユダヤ人女性ショシャナ(メラニー・ロラン)、女優で二重スパイのブリジット(ダイアン・クルーガー)、そして
かなりのスリルとスパイスをもたらしてくれるのが、‘ユダヤ・ハンター’の異名を持つドイツ軍のハンス大佐(クリストフ・ヴァルツ)。
この4人が物語のカギとなります。
ハンス大佐が繰り広げる緊迫した中の言葉のやり取りの妙が、かなりスパイシーに映画を味付けしています。
またこの役者の表情がいい。

リアリティ追求のために、フランス語、ドイツ語、英語、ちょっとだけイタリア語が混じったセリフで脚本は構成されています。
配給はユニバーサルですが、英語はあんまり使われていません。
こういうこだわりに好感が持てる。 ハンス大佐のセリフなど、言葉が練られている感じがあってとても楽しい。
また、言葉やイントネーション、文化の違いもおさえて描かれており、物語の中盤では、数字を数えるときの指の立て方の文化的違いで射殺されてしまう場面も出てきます。

正直あんまり期待してなかったので、この振れ幅で私は好評価を持ちましたが、実際には賛否両論の映画だろうと思います。
グロテスクな描写を生理的に受け付けない人もいるだろうと思います。特に皮を剥ぐシーン。
とはいえ、黒沢映画のように血しぶきが飛び散るわけではなく、血を舐めたり飲んだりすることもなく、至って血の表現は現実的(いや、むしろ抑え気味)に感じました。
私としては、脳みそを食べるレクター博士の方が数段イヤですね。

この映画の面白さは、復讐が2重構造に進行していく点と、常に軽快で大胆なレイン中尉とバスターズの行動、鼻の効くハンス大佐の動向、そして誰が勝利するのか最後まで分からないという点だと思います。うーん、飽きさせません。

ところで、最後まで勝者が分からないこと&ブラピといえば、名作「セブン」を思い出します。
あれはケビン・スペイシーの役者力を感じましたねぇ。

このイングロリアス・バスターズも、役者力みなぎる快作です! ただし、描かれている歴史はあくまでファンタジー。
これを忘れず、「大敵をこんな風に復讐できたら面白くねぇ?」というレベルの大がかりなジョークだと思って、マシンガンと火炎の海に日ごろのウップンを投じましょう。
スカッとすること間違いなしです!!

ほいじゃあ。