今日は日本全国で皆既月食が観測された。
23時過ぎから約一時間、皆既月食になるとのことで、
私は急いで入浴をすませ、連続勤務でクタクタの体をエイと寒空の元に運んで
我が家の庭から月食観測と決め込んだ。
今日は県北に雪が降ったこともあり、空がとっても澄み渡っている。
雲もほとんどない。
22時台、月が地球の影に隠れ始めると、夜空がいっそう暗くなって周辺の星達がキラキラと浮き上がって見える。
月の光も明るいもんだなー、と思う。
オリオン座の上、視界の中では我が家の門松の上に、欠けた月が静かに浮かんでいる。
23時過ぎ頃、皆既月食になると月はその模様を浮かび上がらせ、全く消えるのではなく、
丸い醤油せんべいのようなたたずまいで申し訳なさそうに空に貼り付いているように見える。
惑星の上に住んでいることの不思議を感じ、神秘的な気分になる。
Twitterのタイムラインを見ていると、日本中で沢山の人が同じ月を見上げていることが実感できる。
知らない人たちと一緒に、みんなが知っている月を眺め、似たような発言をしている。
たったひとつの小さな惑星の上で、宇宙的に見れば小さな出来事にみんなが思いをはせている。
あーあ、おもろい夜だな。
みなさま、よい夢を~
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