2011年1月10日月曜日

空高く、透き通った空と鞆の浦

今日は朝からとってもいい天気。

じゃあやっぱり外出しようじゃないかと思い立ち、鞆の浦へプチ旅行に行ってきました。
 →鞆の浦ライブカメラ

鞆の浦といえば、ジブリ映画「崖の上のポニョ」の舞台のモデルとなった港町であり、いろは丸の衝突・沈没事件で龍馬が立ち寄りもめた町でもあります。ブームにのってさぞ栄えているのでは…??と思っていったのですが。

今日は成人の日。国民の休日。

おや??おやや???
目をこすれど観光客はとってもまばらな感じが………。

それに、なんて細道!車を離合させるのも難しいメイン道路。

なんかちょっと寂しくうらぶれた感じの町ではありました。

頑張れ、鞆の浦!!


せっかくの龍馬ブームも、もう下火なのかな。

阿藻珍味という地元で有名な食品メーカーの直営店「鯛匠の郷(うをのさと)」で鯛ラーメンを食べたが、普通の塩ラーメンに鯛身が載っているだけの生ぬるい代物。
団体客が入って無かったからか、せんべい焼きなどの体験コーナーも閑散として活気がない印象。
阿藻珍味の魚肉天ぷらはとっても美味しかった、けど買う気にまではならなかったよ、いとあはれ。

温泉を目指して行ったのに、鞆の浦温泉は冷泉をただ沸かしただけの形ばかりの温泉だ、と地元民に教えられ、行くのを断念。
みろくの里までバックする気にもならず、一つ目的を失いました。

船で仙酔島まで行けば、まあまあいい温泉があると言うものの、こんな寒い日に洞窟蒸し風呂とか入ってもねえ、やめときんさい、とまた地元のおばさんに言われ、島に渡る気にもならず、やはり立ち往生。
福山にええ温泉はないよね~、とだめ押し。

温泉はあきらめました。

仙酔島はまた暖かくなってからでいいのかー。種々の温泉をめぐり、サウナなどが色々あり、デトックスにはうってつけの温泉だそうです。美肌を目指すなら最高なのでは?!

常夜灯の近辺は散策するのに風情が楽しめる、情緒ある町並みになってました。
常夜灯のすぐ脇にはいろは丸展示館という資料館があり、龍馬のパネルが出迎えてくれます。

明治から続いている保命酒の元祖の酒元も常夜灯へ続く道にあります。

酒粕もお酒も美味しかった!健康になりたい方、特に冷え性に悩んでいる方はこれ、超オススメです。
養命酒のような感じですが、この保命酒の方が古いんですよ。それにこっちの方が養命酒より飲みやすいです。甘いお酒です。この甘さは、餅米からの自然の甘みだとか。みりんのような、自然なやさしい甘みです。
シャクヤクや桂皮、甘草、高麗人参など、入っているものは酒元によって多少違うみたいですが、16種類の生薬を使って作られているみたいです。
保命酒には4つ銘柄がある模様。利き比べをしながら町を巡るのもオツです。(私が気に入ったのは右から2つ目の保命酒です。)

酒粕も美味しかったなー。溶かすだけで甘酒ができる、甘くて美味しい個性的な酒粕です。

港には釣り船が沢山曳航されています。漁師さんが多い町なので、今水揚げした魚介をリヤカーで道端で売る光景も普段は見られます。

今日は残念ながらあまり見られませんでしたが。
休日だったので、漁師さんもお休みの人が多かったのでしょうね。

美味しいモノといえば保命酒と魚肉天ぷらぐらいでしたが、景色は最高に素晴らしかった!

水は綺麗で空高く、すっきり澄み渡り、水際と高台に迫るように建物が建ち並び、漁船がずらっと曳航されて整列したコンパクトで絵になる景観でした。波は穏やか、喧噪もなく人々の暮らしも穏やかそう。

なるほど、こりゃポニョの世界だわ。

さて、夕方になりドライブも終焉を迎え、岐路につきましたとさ。

天気予報を信用せず、来て良かった。近頃の天気予報は外れが多いな~。


さて、明日はお仕事お仕事。

ほいじゃあ!

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