時雨の降る日でした。
用水路沿いは緑が青々としておりました。
屋形船がけだるく流れていきます。
まずは、黄桜へ。
カッパのシンボルキャラクターが有名ですね。
その名もカッパギャラリーがあって、キャラクターの原画と今までのコマーシャル集の放映、全国のカッパ伝説の情報を集結したカッパ博物館がありました。
妖怪が好きな方は、一度は訪れるとよいかもしれません。コアな内容満載です。
広い酒蔵で、道を隔ててもまだまだギャラリーが続いていました。
中に突如、水道の蛇口のような所があり、伏見の地名の由来が書いてありました。
さすが酒どころ。名水の蛇口のようです。「伏水」転じて、伏見だそうです。
酒蔵の中にいくつかある蛇口のところで少し突っ立っていると、地域住民の方たちがペットボトルなどをたくさん持参し、どかどかと入れて持って帰っていました。まるで勝手知ったる我が家のように。これが伏見桃山の日常なんでしょうねえ。
うらやましい光景でした。
そしてお次はおなじみの大蔵記念館!
月桂冠の酒蔵です。
300円の入場料を支払い、中へ。定価300円の特製カップ酒を受け取ったので、実質タダです。
カップ酒は純米吟醸。やや甘めのいい味でした。
館内を巡ると、最後にお酒の試飲ができます。やっぱり原酒は良い意味での雑味が活きてて、うまかった。
それから伏見桃山方面へ踵を返し、神聖という銘柄の酒蔵直営の鳥料理屋「鳥せい」に入り、もう一杯お酒を充填。
この状況で原酒を注文しないのはアホだと言わんばかり。
原酒グラス1杯400円。
口当たりさわやか、きゅっと引き締まった飲みごたえ。
飲みやすく、薫り高く、酒蔵で飲む原酒ってなんでこんなに旨いんでしょう。
鳥も新鮮でこだわっているので、鳥の刺身が食べられます。
焼き鳥も最高!うーん、良い店。
店のすぐ隣の駐車場にも注水所があるので、持って帰るべく並びました。
雨がぽつぽつ。お酒が入っていい気分。というか、すこし千鳥足。
「コーヒー入れたら美味しいからやってごらんなさい」と、見ず知らずのおばちゃん、アドバイスありがとう。
確かに、コーヒー入れたら、味が透き通ってて旨かったです。
そうそう、伏見桃山駅にほど近い場所にある「饂の神」という饂飩屋さんにも行きました。
セットメニューが充実しているのでオススメです。なんといってもこだわりのシコシコうどんが最高に歯ごたえよく、絶品。
あー、伏見ってすごいな。
中書島付近は、龍馬の寺田屋もいいけど、月桂冠の試飲と「鳥せい」はマストポイントです!
ぜひセットで行ってみてくださいねー。ほいじゃあ~。