とってものどかで自然の豊かな田舎である。
潮の香りが風に乗って届き、夜になると星空が広がる。
梅がちょうど見頃で、近所の梅畑に満開の木々を見ることができた。
最寄のチンチン電車の駅のところからすぐに浜辺に降りられる。
その浜には沖までずらりとカキの養殖イカダが整列している。
その向こうには、島々が奥行きをもって浮かび、美しく静謐とした多島美が眺められる。
昔から変わらない景色。
そうか、私はこういう穏やかな田舎で育ったんだなあ。
海の側にいると不思議と静かな気持ちになる。
さて、今日は大潮。
潮干狩りに浜へ出た。
アサリを採った。
自生のワカメも地元のおじさんから採り立てをいただいた。
ナマコをさばき、アサリと生ワカメで海の幸を晩の食卓に。
豊かだ。
京都での暮らしの無機質さを感じる1日だった。
ほいじゃあ☆