2010年3月3日水曜日

ふるさとの春

改めてふるさとに帰ってあたりを見渡すと、田舎だ。

とってものどかで自然の豊かな田舎である。

潮の香りが風に乗って届き、夜になると星空が広がる。

梅がちょうど見頃で、近所の梅畑に満開の木々を見ることができた。

最寄のチンチン電車の駅のところからすぐに浜辺に降りられる。

その浜には沖までずらりとカキの養殖イカダが整列している。

その向こうには、島々が奥行きをもって浮かび、美しく静謐とした多島美が眺められる。

昔から変わらない景色。


そうか、私はこういう穏やかな田舎で育ったんだなあ。

海の側にいると不思議と静かな気持ちになる。


さて、今日は大潮。

潮干狩りに浜へ出た。

アサリを採った。

自生のワカメも地元のおじさんから採り立てをいただいた。

ナマコをさばき、アサリと生ワカメで海の幸を晩の食卓に。

豊かだ。

京都での暮らしの無機質さを感じる1日だった。


ほいじゃあ☆